WordPressの新機能 サイトヘルスでセキュリティとパフォーマンスを診断

WordPress

WordPressの新機能・サイトヘルスという機能をご存知でしょうか。

サイトヘルス機能はバージョン5.1から実装されましたが、5.2以降は管理画面にツールサイトヘルスというページが新たに作られ、そこでサイトの状態を診断できるようになりました。

サイトヘルスの管理画面

サイトヘルスの画面にアクセスすると以下のような画面になります。

ここで、セキュリティとパフォーマンスに問題があると判断された項目が表示されます。

また、問題がないと判断された項目はテスト通過のボタンをクリックすると確認できます。

サイトヘルスステータスを100%に近づけるる方法

ここではどういった修正をすればサイトヘルスステータスを100%に近づけるか解説します。

理想は100%にする事ですが、サーバーの設定が必要などレンタルサーバーでは難しい部分もあります。

致命的な問題は可能な限り解決するほうがよいですが、おすすめの改善は対処できるなら対応という形でもよいでしょう。

致命的な問題を解決する

お使いのPHPバージョンは更新が必要です

WordPressでは推奨されるPHPのバージョンが7.3となっています。

PHP7.2以下の場合、このエラーが表示されます。
レンタルサーバーの管理ページでPHPのバージョンを7.2、もしくは7.3を指定すると解決します。

更新可能なプラグインがあります

管理画面からプラグインを更新する事で解決します。

WordPressプラグイン更新画面

更新可能なテーマがあります

WordPressアップデート機能でテーマを更新すると解決します。

WordPressのテーマをアップデート

バックグラウンド更新が想定通りに動作していません

ファイルパーミッションが適切に設定されておらず、WordPressの更新に失敗する場合に表示されます。

ファイルの所有権、パーミッションを適切に設置する事で解決します。

おすすめの改善

PHPのバージョンを更新すべきです

PHPのバージョンが7.1の場合に発生します。PHP7.2以上に変更すれば解決します。

デフォルトテーマを利用可能にしましょう

現在、WordPressが提供する公式のテーマはtwentynineteenです。

FTPでtwentynineteenを設置すれば解決します。

twentynineteenを使用しなさいという事ではありません。使用中のテーマにトラブルが発生した際の代替えとして利用されます。

停止中のテーマを削除してください

次の画像では5つのテーマがWordPressにインストールされていますが、利用中のテーマと、twentynineteenのみ残し、不要なテーマを削除すれば解決します。

  • cocoon-child-master
  • cocoon-master
  • twentynineteen
  • twentyseventeen
  • twentysixteen

FTPで見たWordPressテーマ一覧

停止中のプラグインを削除してください

利用していないプラグインを削除すれば解決します。

サイトでHTTPSを使用していません

お使いのWordPressでHTTPS接続できるようにすれば解決します。

推奨モジュールが存在しません

imagickや、bcmathといったモジュールがインストールされていない場合に表示されます。

こちらはサーバー側の設定なので、レンタルサーバーを使っていると解決は難しいかもしれません。

サイトヘルス機能はこれまでのセキュリティ系プラグインとは違った角度から調査を行う事ができます。

致命的な問題は極力解決し、WordPressを適切な状態に保てば安定した運用が期待できるでしょう。

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